福島集会

 今日は3月14日、福島へ行ってきます。朝5時35分に家を出て、5時48分に青柳の事務所に車を置き、6時きっかりに大型バスに乗って福島市の総合体育館での3・11の福島大集会にむけ出発し、高速道路で南下しました。途中3カ所で県南の参加者も乗せ、40名の人員が揃いました。何カ所かのトイレ休憩をはさんで、春の陽気の漂う東北自動車道をスムーズに走行して、福島市の会場に着いたのが12時15分でした。
 本大会が始まる前の太鼓や踊りが披露された後、東日本大震災の犠牲者への黙とうをささげたあと、1時15分から地元の主催者の挨拶から4年目の集会が始まりました。作家の落合恵子さんが、詩人の八木重吉の話をもとに被災地の人によりそって、自分の頭で感じ、考えることの必要性が、真実を見抜くことにつながり、福島の悲劇を繰り返さないための行動を呼びかける内容の講話のあと、地元の各団体の代表者の意見発表があり、そのしめくくりとして高校生の平和大使の活動報告と「原発はいらない」との力強い意見発表があり、参加者から大きな拍手が沸き起こりました。
 福島県内はもとより、国内外の6500人の集会参加者がそれぞれの「原発はもういらない、再稼働はゆるさない」との強い気持になった集会でした。
 3時過ぎに会場を出て、青森に帰りついたのは9時半でした。

 さて、今日の子規歳時は、

 のどかさや櫓端の山の麦畑 (1895年、明治28年3月14日)

 年譜によれば、子規は3月9日(明治28年)古一念を送って呉に遊び、10日広島に帰っています。そして、14日に宇品を発し、15日に松山に赴き、17日に再び広島へ帰っています。古一念は、吉田茂元首相の顧問といわれた古島一雄のことです。

 今日の魯迅箴言は、箴言10です。

 10 倘是子,自夸怎肥大是不妨事的,但如果是一口猪或一匹羊,肥大倒不是好兆。我不知道我自己在好像是什么了?
 Tǎng shì shīzi, zìkuā zěnyàng féidà shì bùfáng shì de, dàn rúguǒ shì yīkǒu zhū huò yī pǐ yáng, féidà dào bùshì hǎo zhàotou. Wǒ bù zhīdào wǒmen zìjǐ juédé xiànzài hǎoxiàng shì shénmeliǎo?
 (もし、獅子なら、どんなに太ったかを誇るのもよかろう。だが豚や羊なら、太るのはむしろよくない兆候である。我々はいま、自分たちがどちらに似ていると思っているのだろうか?)