魯迅箴言日記 2020/07/31 えらい人になったそうなと夕涼

 今日は7月31日、金曜日です。旧暦の6月11日です。今日で7月は終わりです。今日は来月に向けての準備の日です。

 

 今日の子規歳時は、「えらい人になったそうなと夕涼」(明治29年)です。偉い人とは、秋山真之のことです。子規の五友には、剛友秋山真之、畏友夏目漱石、益友三並良、文友柳原極堂などがあげられます。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言365日の66日目「つまらないウダツのあがらない役者であればあるほど、」です。

 (原文)

  愈是无聊赖,

       没出息的脚色,

       愈想长寿,

       想不朽,

       愈喜欢多照自己的照相,

       愈要占据别人的心,

       愈善于摆臭架子。

 (拼音)

  Yù shì wúliáo lài,      
  méi chūxī de juésè,        
  yù xiǎng chángshòu,        
  xiǎng bùxiǔ,        
  yù xǐhuān duō zhào zìjǐ de zhàoxiàng,        
  yù yào zhànjù biérén de xīn,        
  yù shànyú bǎi chòu jiàzi.

 (訳文)

  つまらない、うだつのあがらない役者であればあるほど、

  余計に長い寿命を考え、

  不朽を考えて、

  余計に自分の写真をとりたがり、

  余計に他人の心を占拠しようとし、

  余計に勿体ぶった様子を衒うことが上手なのだ。