魯迅箴言日記 2020/11/30 寄宿舎の窓にきたなき蒲団哉

 今日は11月30日、今日で11月も終わりです。旧暦では神無月の16日です。今日は、GEAの仕事に、北狄393号の編集の仕事、日課をやったあと、執筆に全力をあげます。工藤クリニックは延期します。

 

 今日の子規歳時は、「寄宿舎の窓にきたなき蒲団哉」(明治29年)です。こく句の寄宿舎とは松山の旧藩主久松家が藩内子弟の東京遊学に便するために、明治20年に設けた真砂町の常磐会寄宿舎のことです。

 

 今日の日本国憲法は、憲法第16条です。

 第16条〔請願権〕

何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言365日の第178日目「現状維持というのは、いつでもなりゆきに任せるということ」です。

 原文;

 维持现状说是任何时候都有的,赞成者也不会少,然而在任何时候都没有效,因为在实际上决定做不到。假使古时候用此法,就没有今之现状,直至辽远的将来,一切都和太古无异。

 拼音;

    Wéichí xiànzhuàng shuō shì rènhé shíhòu dōu yǒu de, zànchéng zhě yě bù huì shǎo, rán'ér zài rènhé shíhòu dōu méiyǒu xiào, yīnwèi zài shíjì shang juédìng zuò bù dào. Jiǎshǐ gǔ shíhòu yòng cǐ fǎ, jiù méiyǒu jīn zhī xiànzhuàng, zhízhì liáoyuǎn de jiānglái, yīqiè dōu hé tàigǔ wú yì.

 訳文;

 現状維持は、いつでも可能だという説に、賛成する者は少なくないが、しかしそれがいつでも有効だとは限らず、実際には現状維持を決めることができないためである。もし、古いときにこの方法をとられていたら、今の現状はありえないわけで、これからも将来、未来までも、現状維持はありえません。