魯迅箴言日記 2021/11/09 蓑笠をかけて夜寒の書斎かな(明治31年、1898年)

 今日は11月9日、火曜日です。今日は新報配布、会議、川柳教室、会議、新報配布、テレビ会議が朝8時から夜7時まで続きました。

 日課は、漱石三四郎、虚子俳句の道、人新世の資本論、カールマルクス資本論、戦後経済史は嘘ばかり、続下北半島核景色、それにカバのため息と魯迅箴言日記です。

 今日の子規歳時は、「蓑笠をかけて夜寒の書斎かな」です。子規は明治24年蕨駅で菅笠を買ったそうで、それを長く柱にかけてあったようです。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-17「不満は、向上の車輪である」です。

 不满是向上的车轮,

    能够载着不自满的人类,向人道前进。

    多有不自满的人的种族,永远前进,永远有希望。

    多有只责人不知反省的人的种族,祸哉祸哉!

  不満は、向上の車輪である。

 自己に満ち足りぬ人類を載せ、人の道に向かって前進できる。

 自己に道足りぬ人の多い種族は、永遠に前進しつづけ、永遠に希望がある。

 人を責めるのみで反省を知らぬ人の多い種族は、

 ああ、禍ものだ、禍ものだ!