今日は1月21日、金曜日です。今日は北狄397号の合評会です。その前にテレビ会議もあります。今日はそれだけに全力投入です。今日の合評会には、宮園真木さんからメールも届きましたし、佐々木英明君からのメールもあり、三田文学の同人雑誌評のこともあり、にぎやかなものとなりそうです。
今日の子規歳時は、「いくたびも雪の深さを尋ねけり(明治29年、1896年)」です。昨日、川内から脇野沢の中間あたりのむつ湾の海岸で吹雪の舞う中、白鳥が数羽小魚を口に運んでいました。
今日の魯迅箴言は、箴言130-84「野牛は家畜牛に、猪は豚に、狼は犬になって野生は失われた。」です。
野牛成为家牛,野猪成为猪,狼成为狗,野性是消失了,
但只足使牧人喜欢,于本身并无好处。
人不过是人,不再夹杂着别的东西,当然再好没有了。
倘不得已,我以为还不如带些兽性,
如果合于下列的算式倒是不很有趣的;
人+家畜性=某一种人
野牛は家畜牛に、猪は豚に、狼は犬になって野生は失われた。
だが、それは牧人を喜ばせたにすぎず、
動物自身にはなんのいいこともなかった。
人は人にすぎず、混ざりけなしでいられるに越したことはない。
しかしそれが叶わぬなら、いくらかの獣性を帯びるほうがまだましだろう。
次のような算式にあてはまるようでは、興醒めである。
人+家畜性=ある種の人間