魯迅箴言日記 2023/01/07 水入の水をやりけり福寿草(明治33年、1900年)

 今日は1月7日、土曜日です。今日は冬の中国語講座の開講日でしたが、おかじょうきの定例句会と重なりました。中国語には来週から参加と伝え、アウガに向かいました。定例句会には16人集まりました。宿題は、「飛ぶ」、「朝」、「自由詠」かく3句づつで、当日の席題は「包む」でした。

 宿題「飛ぶ」

 ① 後期高齢空飛ぶカボチャ熟れてます  佳作

 ② 飛ぶことを止めた雀が噛みついた   没

 ③ かっ飛ばせ弾丸直球子宮まで     没

 宿題「朝」

 ① 親子鑑定で謎解きをする明朝体    没

 ② 朝顔の蔓を切っては貼ってレクイエム 没

 ③ 父を忘れる 萬燈な朝にとらわれて  没

 宿題「自由詠」

 ① 戦略的氷雨滴る前頭葉        五客 

 ② 月が落ちる晩発性後遺症のAB型    没

 ③ 円周率をラップして燻る燃料棒    没

 席題「包む」

 ① 満月を風呂敷で包む骨董屋      1点

 ② 原爆を包む花柄のフロックコート   2点

 ③ ごまめを包む一月七日は誕生日    1点

 今日の子規歳時は、「水入の水をやりけり福寿草(明治33年、1900年)」です。

 「福寿草」の鉢をみると買いたくなる。仕事机の上に置くと、明るい空気が生まれる。子規は枕元に硯箱とともに「水入」を置いて愛用したとされる。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-103「幻想は高く飛びすぎると、」です。

 幻想飞太高,

    堕在现实上的时候,伤就格外沉重了;

    力气用得太骤,

    歇下来的时候,身体就难于动弹了。

 幻想は高く飛びすぎると、

 現実に堕ちたとき、傷は思いがけず深くなる。

 急に力をいれすぎると、

 力を抜いたとき、身体は動きにくくなる。