魯迅箴言日記 2023/05/27 かたばみの花をめぐるや蟻の道(明治31年、1898年)

 今日は5月27日、土曜日です。5時に起き、資料をプリントアウトし、いつものようにメールの確認、日程調整、日課の勉強をやってから、1時半の県の環境政策課の研修会に出ました。4時半に終わり、とり平で岡先生に会いました。大間高校校長から西高の校長に転任して初めて会いました。

 今日の子規歳時は、「かたばみの花をめぐるや蟻の道(明治31年、1898年)」です。

 ここで、かたばみはカタバミ科多年草です。かたばみと蟻の季重なりです。かたばみの花を迂回してまわる蟻をみごとに詠んでいます。

 今日の魯迅箴言は、箴言365-38「もしも、暗黒の主力に対したときは、」です。

 倘使对于黑暗的主力,

   不置一辞,

   面但向”弱者”唠叨不已,

   則纵使他如何义形于色,

 ……

   他其实杀人者的的帮凶而已。

 暗黒の主力がしきりに、

 しゃべり続けるのに対して、

 は一言も返さずに、一矢も報いることなくて、

 いわゆる”弱者”にたいして、くどくど文句を言い続けるだけだとすれば、

 いかに、義僕の顔をしていても、

 彼こそ実は殺人者、の幇助犯にすぎないことになる。