今日の箴言は、太っている自分がライオンなのか、豚か羊なのか、それを自ら問うてみよというのである。
「徜是狮子,自夸怎样肥大是不妨事的,
但如果是一口猪或一匹羊,肥大倒不是好兆头.
我不知道我们自已觉得现在好像是什么了?」
「もし獅子なら、どんなに太ったかを誇るのもよかろう。
だが豚や羊なら、太るのはむしろよくない徴候である。
我々はいま、自分たちがどちらに似ていると思っているのだろうか?」
私が「夜のライオン」をノートに書き始めたのが二十歳のときで、そのときの体重は七十二キロだった。三十歳で文学者になることを諦めて、子どもたちの養育と生活のために煙草を止めたときの体重は七十六キロだった。あれから三十年余がたち、今も「夜のライオン」をときどき書きなおしているが、いまの体重は九十六キロである。
「夜のライオン」をあきらめた私は、二十キロ体重が増え、みるからに太ったが、とてもそれを誇ることはできない。
情けない豚であり、子どもにも叱られることの多い現在の私は羊のように従順だが、たしかに太っていることは悪いことの徴候であった。2012年、1月に私は痛風もちの糖尿病患者に認定された。
たしかに、太った豚よりも、痩せたソクラテスの方がいいに決まっている。