2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鲁迅「阿Q正传」4

今日の魯迅「阿Q正伝」は第1章の段落4です。 阿Q正传 第1章 序 4 “阿Q,你这浑小子!你说我是你的本家么?” 阿Q不开口。 赵太爷俞看生气了,抢进几步说;“你敢胡说!我怎么会有你这样的本家?你姓赵么?” 阿Q不开口,想往后退了;赵太爷跳过去,给了他一…

魯迅「阿Q正傳」3

今日の魯迅「阿Q正傳」は「第一章 序」の3である。 第一章 序 (3) 第二,立传的通例,开首大抵该是“某,字某,某地人也”而我并不知道阿Q姓什么。有一回,他似乎是姓赵,但第二日便模糊了。那是赵太杰爷的儿子进了秀才的时候,锣声镗镗的报到村里来,阿Q…

今日の論語一日一章「於從政乎何有」

4月26日の東奥日報の文化欄で青森ペンクラブの会誌「北の邊」が詳細されていましたが、わたしのエッセー「母を語る」『母のベレー帽』に関する記事が残念ながら載せてもらえませんでした。 同じように、同じ東奥日報では、遙最終号の紹介がいつもより大きな…

今日の論語一日一章「其餘則日月至焉而己矣」

今日の論語一日一章は、第6篇「雍也第六」の第5章「其餘則日月至焉而己矣。」(其の餘は則ち日に月に至るのみ。)です。 これの漢文原文はこうです。 「子曰、囘也其心三月不違仁。其餘則日月至焉而焉而己矣。」 これの読み下し文はこうなります。 「子曰は…

今日の論語一日一章は「犂牛之子、赤且角、雖欲勿用、山川其舎諸」

今日の論語一日一章は、論語第6篇「雍也第六」の第4章「犂牛之子、騂且角、雖欲勿用、山川其舎諸」(犂牛の子、騂うして且つ角あらば、用ふること勿らんと欲すと雖も、山川其れ諸を舎てんや)です。 この章の漢文原文はこうです。 「子謂仲弓曰、犂牛之子…

魯迅「阿Q正伝」2

第一章 序 2 然而要做这一篇速朽的文章,才下笔,便感到万分的困难了。第一是文章的名目。孔子曰,‘名不正则言不顺’。这原是应该极注意的。传的名目很繁多;列传,自传,内传,外传,家传,小传 ,而可惜都不合。‘列传’么,我又并非和许多阔人排在‘正史’里;‘…

魯迅「阿Q正伝」1

今日から魯迅の阿Q正伝を読み始めます。一日、一段落ずつ進めていきます。 魯迅著『阿Q正傳』 第一章 序 我要给阿七做正传,已经不止一两年了。但一面要做,一面又往回想,这足见不是一个‘立言’的人,因为从来不朽之笔须传不朽之人,于是人以文传,文以人传-…

今日の箴言「死者倘不埋在活人的心中」

今日の魯迅箴言は、「死者倘不埋在活人的心中」(死者がもし、活きた者の心に埋葬されなかったなら)です。今日で、魯迅箴言は終わりです。これで、二度目の読了となります。 「死者倘不埋在活人的心中, 那就真真死掉了。」 これの日本語訳はこうです。 「…

今日の箴言「普遍,永久,完全」

今日の魯迅箴言は、「普遍,永久,完全」(普遍、永久、完全)です。 「普遍,永久,完全, 这三件宝贝,自然是了不得的, 不过也是作家的棺材钉, 会将他钉死。」 これの日本語訳、こうです。 「普遍、永久、完全、 この三種の宝は、むろん得難いものではあ…

12日の合評会の報告

4月12日の北狄362号の合評会は、千成寿司で行いました。参加者は、宰木陽二、倉谷広隆、秋村健二、それに私の四人でした。四人の作品の合評に加え、青柳さん、井藤さんの作品についても話題にのせました。 合評会はその後、4人で雑談となり、宰木さん…

今日の箴言「我总以为惝要论文,最好是顾及全篇」

今日の魯迅箴言は、「我总以为惝要论文,最好是顾及全篇」(文を論ぞる時、一番いいのは、全編に目を通すこと)です。 「我总以为惝要论文,最好是顾及全篇, 并且顾及作者的全人,以及他所处的社会状态, 这才较为确凿。 要不然,是很容易近乎说梦的。」 こ…

今日の箴言「墨写的谎说,决掩不住血写的事实」

今日の魯迅箴言は、「墨写的谎说,决掩不住血写的事实」(墨で書いた虚言は、血で書いた事実を、けっして覆い尽くせない)です。 虚の語句・語彙はこうです。 墨;墨 mo 書く;写 xie 虚言;谎说 huangshuo 決して;决 jue 覆う;掩 yan 血;血 xie 事実;事实…

4月12日が北狄362号の合評会

5月25日の北狄の締切まで、そろそろ次の小説にとりかかる準備を始めなければならない。その前に、12日が北狄362号の合評会、13日がペンクラブ会誌の発行と総会。そして、青森市長選挙の投開票日が14日だ。この日で、また新しい区切りが始まる。

今日の箴言「凡对于时弊的攻击,文字须与时弊同时灭亡」

アベノミクスのせいかどうか、知らないが円安、株高が続いている。NYの長男は、1ドル110円ぐらいがちょうどいいと暢気なことを言っている。そんなことになったら、物作りに励んでいる日本の中小企業は倒産してしまうのではないだろうか。アベノミクス…

今日の箴言「假使世界上真有天才」

魯迅は文学作品について、悲劇は人生の価値あるものを破壊し、喜劇は人生の価値なきものを引き裂くものだと規定し、そのうえで、悲壮も風刺も必要で、それはみな破壊性に起因するといっている。 今日の魯迅箴言は、「假使世界上真有天才」(もしもこの世界に…

今日の論語一日一章「君子周急、不繼富」

今日の論語一日一章は、第6篇「雍也第六」の第3章「君子周急、不繼富」(君子は急を周ひて富を継がず)です。 この章の漢文原文はこうです。 「子華使於齊。冉子爲其母請粟。子曰、與之釜。請益。曰。與之庾。冉子與之粟五乗。子曰、赤之適齊也、乗肥馬、…

「北の街」のコラム

北の街に表紙の裏の広告のページの間に「見た!聞いた!試した!喜怒哀楽ばなし」というコラムのコーナーがある。玉鬘さんは東日本大震災のときのことを書いて、被災地のことと自分の体験を忘れてはならないと戒めている。タク氏は二週間の検査入院のことを…

今日の箴言「悲剧将人生的有价值的东西毁灭给人看」

今日の魯迅箴言は、「悲剧将人生的有价值的东西毁灭给人看」(悲劇は人生の価値あるものを破壊してみせる)です。 「悲剧将人生的有价值的东西毁灭给人看, 喜剧奖那无价值的撕破给人看。 讥讽又不过是喜剧的变简的一支流。 但悲壮滑稽,却都是十景病的仇敌…

風刺の意義

広辞苑によれば、風刺と冷嘲の違いはこうです。 ふう‐し【諷刺・風刺】・・・魯迅のいう風刺はもちろん①です。 ①遠まわしに社会・人物の欠陥や罪悪などを批判すること。「世相を―した歌」 ②それとなくそしること。あてこすり。 れい‐ちょう【冷嘲】‥テウ ひや…

13日には「母のベレー帽」ができあがる

北狄にこれから書く小説は、成都の物語、天津の物語、そしてニューヨーク物語で、いずれも異郷から日本や青森のことを眺めた国際的な視野で書く恋愛小説だ。勿論、タブーとしてきた肉体的なつながりについても書くつもりだ。 4月13日の青森ペンクラブの総…

今日の箴言「人说,讽刺和冷嘲只隔一张纸」

`魯迅は、善意と情熱をこめて、世の中のことはどんなことでもそこに真実が隠されており、どんな小さなことでも成し遂げる価値があるのだ、との思いをいだきながら、それでも作品に風刺の貌を持たせるべきだと、非常に難しい注文をつけています。 今日の魯迅…

今日の魯迅箴言「如果貌似風刺的作品」

今日の魯迅箴言は、「如果貌似讽刺的作品」(もし風刺の貌をもった作品があれば)です。 「如果貌似讽刺的作品, 而毫无善意,也毫无热情, 只使读者觉得一切世事, 那就并非讽刺了,这使是所谓[冷嘲]」 ここで日本語訳はこうです。 「もし風刺の貌をもった…