2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本人は謝罪し続け、謝罪を求め続けるべきか

中国に来て、第二次世界大戦について、とりわけ戦後の歴史認識について考えさせられている。唯一の被爆国の日本は、アメリカの原爆投下の被害者としてアメリカを告発し続けている。毎年、8月6日と9日、そして15日のことは忘れない。しかし、中国におい…

控訴審でも勝利 路さんの公務災害訴訟

私に同人誌「北狄」を紹介し、私に同人なるように迫った路明夫が亡くなって7年が過ぎた。毎年10月、私は城ヶ倉大橋を訪れていた。8月下旬に長春へ発つことが決まり、7月の暑い盛りに橋を渡り、暗い谷底の渓流の流れが白く砕け散る小さく見える岩場に目を…

加藤嘉一いよいよ上陸

前に紹介しました。現代の遣唐使を名乗る北京大学研究生の加藤嘉一がいよいよ日本上陸しました。エイペックで胡錦涛国家主席の来日にあわせ、帰国していた加藤嘉一は現代の中国社会をよく知る青年論客として一躍脚光を浴びようとしています。朝まで生テレビ…

はたして中国は大国か

私がいる大学は長春市の郊外の浄月区にありますが、さほど広くない東西のキャンパスに1万人を超える学生が寮生活を送っている民団大学です。国立大学でもないし、国立大学だか、実際は省や市から資金を出してもらっている大学とも違い、今では完全に民間団…

日曜日の夜から大雪

土曜日に長春映画村(長影世紀城)へ行ってきた。日曜日からの寒波襲来の予報をよそに、久しぶりの陽気であった。198元の入場料を払ったものの遊び場の少ない、長春であるから、入場口前は長蛇の列だった。そのほとんどが学生証を片手(4分の1の55元)の大…

早いもので11月も5日となりました

月曜日から木曜日まで135人の学生を相手に悪戦苦闘の連続です。金曜日は授業がないので、こうしてゆっくりと「長春のカバ」だよりを書いています。しかし、その金曜日だって、午後3時からは毎週、卒論の指導が待っています。 ゆっくり、のんびり、大陸の風に…