2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

北京でたくさん勉強してきました

中国では、この魯迅箴言を開くことはできるのですが、投稿することができません。先ほど、東京に着き、ホテルに落ち着きましたので、今夜から再開します。

今日は故宮を観て空港へ向かいます

今日は、チェックアウトした後、天安門の故宮博物館へ行き、10年ぶりに紫禁城を観てきます。 北京の地下鉄は乗って降りるまでどこまで行っても1回2元です。これで天安門東駅から1号線に乗り、建国門で2号線に乗り換え、東査門で地下鉄を降り、空港行き…

北京大学と精華大学

昨日は国家歴史博物館と魯迅博物館だったが、今日は北京大学と精華大学を見学した。両大学とも、見学入場するときには身分証明証かパスポートの提示を求められた。それでも、形式的なもので、パスポートを提示すると中を見るでもなく、入場を許可された。 北…

国家歴史博物館と魯迅博物館

昨日は、朝きっかり9時に隺さんと尹君がホテルまで迎えに来ました。 私は、朝飯は抜いて、すぐにまず、国家歴史博物館に向かうことにしました。地下鉄の駅では歩いて、一つですが、ホテルが一号線の王府井駅と天安門東駅の中間にあるため、歩いていくことに…

北京はいたって平静です

私が泊まっているホテルは、北京市の天安門と人民大会堂にも近く、政府要人の宿舎にも近い静かなところです。北京首都国際空港から第3ターミナルから快軌という地下鉄に乗り、第2ターミナル経由で東査門(終点)まで25元でした。東査門で、東京の山手線のよ…

魯迅博物館に行きます

今朝から、羽田空港から中国北京です。魯迅博物館に行ってみるつもりです。では、行ってきます。

北狄に有力女流新人の加入です

青森中央学院大学の「小説を書こう」講座の受講生で、講座の最優秀作品賞となった「彼方の森」を書いた井藤雪香さんが、待望の北狄同人に新規加入していただけることになった。うれしい限りである。 若手の新人の加入で、北狄はきっと息を吹き返すこと間違い…

今日の箴言「做梦,是自由的」

今日の魯迅箴言は「做梦,是自由的,」(夢を見るときは自由だが、)。 「做梦,是自由的, 说梦,就不自由。 做梦,是做真梦的, 说梦,就难免说谎。」 これの日本語訳はこうです。 「夢を見るときは自由だが、 それを口にするのは不自由だ。 夢は真(ほん…

北狄358号の原稿「北の螢に魅せられて」完成

この一週間ほど集中して、「北の螢に魅せられて」51枚を書き上げました。ほっとしました。全体の構成、人物、文章にも破綻の無いように注意したつもりです。とにかく、締切の3日前に提稿できて、ほっとしました。青森中央学院大学の「小説を書こう」講座で最…

爲政以徳

今日は「論語」の為政第二篇の「政を為すに徳を以てす」を紹介します。原文はこうです。 (02-01)「 子曰。爲政以徳。譬如北辰居其所。而衆星共之。」 読み下し文は以下の通りです。 「子(し)曰(いわ)く、政(まつりごと)を為(な)すに徳(とく)を以(もっ)てす…

今日の箴言「危险/危険」

今日の魯迅箴言は「危险」(危険)です。 「危险? 危险令人紧张, 紧张令人觉到自己生命的力。 在危险中漫游,是很好的。」 これの日本語訳はこうです。 「危険? 危険は人を緊張させ、 緊張はわが生命の力を実感させる。 危険のなかの漫遊は、なかなか乙な…

君子の四つの徳

「論語」の「公冶長05」に、「05-16 子謂子産。有君子之道四焉。其行己也恭。其事上也敬。其養民也惠。其使民也義。」という章があります。この章の読み下し文は次の通りです。 「子、子産(しさん)を謂う。君子の道、四つあり。そのおのれを行なうや恭(きょ…

今日の箴言「无论爱什么」

今日の魯迅箴言は「无论爱什么」(何を愛するにせよ)です。 「 无论爱什么,-饭,异性,国,民族,人类等等,- 只有纠缠如毒蛇,执着如怨鬼, 二六时中,没有巳时者有望。」 これの日本語訳はこうです。 「なにを愛するにせよ・・・・飯、異性、国、民族…

『孔子 死生命あり』の校正終わる

東京の出版社の友人の世話で、社外校正の仕事を初めてやった。10月の下旬から取り掛かり、11月の29日に著者の原稿とゲラ刷りの初校をバッグに詰め、飛行機で出版社にとどけた。宅急便でもよかったが、最初なので築地の出版社まで出向き、校正個所と疑…

今日の箴言「我们看历史」

今日の魯迅箴言は「我们看历史」(歴史を眺めれば)です。 「我们看历史,能够据过去以推知未来, 看一个人的已往的经历,也有一样的效用。」 これの日本語訳はこうです。 「歴史を眺めれば、過去によって未来を推し測ることができ、 一個人のこれまでの経歴…

鴨緑江から見た北朝鮮はいま

去年の7月12日に中国と北朝鮮の国境を流れる鴨緑江で集安市側の河岸から遊覧ボートに乗って、北朝鮮側を視察した。 あのときの人たち、牛車で川石を運ぶ農夫たち。川で水浴びをする小学生たち。石鹸もつけずに洗濯をする女たち。無言でこちらを見つめてい…

今日の箴言「经验的所得的结果无论好坏」

今日の魯迅箴言は「经验的所得的结果无论好坏」(経験がもたらす結果は良かれ悪しかれ)です。 「经验的所得的结果无论好坏,都要很大的牺牲, 虽是小事情,也免不掉要付倞人的代价。」 これの日本語訳はこうです。 「経験がもたらす結果は、良かれ悪しかれ…

好太王の碑文

私は去年の夏、教え子二人と片道80元を出して、土埃のつまった旧型の長距離バスに乗って、教え子の実家のある北朝鮮との国境の町の集安(高句麗の平壌に遷都される前の都)に行ってきました。市中を流れる川幅150メートルほどの鴨緑江の対岸には北朝鮮の子ど…

今朝の箴言「由我造出来的酸酒」

今朝の魯迅箴言は「由我造出来的酸酒」(私によって造られた酸酒(す)は)です。 「由我造出来的酸酒,当然应该由我自已来喝干。」 これの日本語訳はこうです。 「私によって造られた酸酒(す)は、当然、私によって飲み干されなければなりません。」 自分…

今日の箴言「我的确时时解剖别人」

今日の魯迅箴言は「我的确时时解剖别人」(私はたしかに、いつも他人を解剖しているが)です。 「我的确时时解剖别人, 然而更多的是更无情面地解剖我自已.」 これの日本語訳はこうです。 「私はたしかに、いつも他人を解剖しているが、 しかし、それより多…

非職業作家の幸福

私はいま、「北狄」を中心に「遙」、それに「文ノ楽」と三つの同人誌に所属している。北狄と文ノ楽は文学の同人誌だが、遙は論説や評論もふくめて総合誌だ。私は遙ではなるべく創作(小説)を書くことにしている。 私はプロの職業作家ではないので、書くのは…

今日はペンクラブの新年会

今日は2012年青森ペンクラブの新年会である。私は、新春発行のペンクラブ会誌に「3月11日からの私」ということで6枚くらいのエッセーを書いた。そして、会報の会員消息の担当もどうにかこなすことができた。約束破りと無神経でわがままな私としては珍し…

今日の箴言「感激,那不待言」

今日の魯迅箴言は「感激,那不待言」(感激は、いうまでもなく)です。 「感激,那不待言, 无论从那一方面谁起来,大概总算是美德罢. 但我总觉得这是束缚人的,・・・ 因为感激别人,就不能慰安别人, 也往往牺牲了自己, -至少是一部分。」 この箴言の日…

今日の箴言「有谁从小康人家而坠入困顿的么」

今日の魯迅箴言は「」(穏やかな暮らしから困窮へ堕ちた者なら)です。 「有谁从小康人家而坠入困顿的么, 我以为在这路中,大概可以看见世人的真面目。」 これの日本語訳はこうです。 「穏やかな暮らしから困窮へ堕ちた者なら、たいがい、 その過程で世間の…

昨日「女房の家出」を投稿

遙55号の締切は2月6日でした。折句と100字文は先月末までに提出したのですが、肝腎の小説ができない。遙もあと6回で終刊となる予定なので、私はエッセーではなく、小説を書こうと決めていた。いいものを書こうと思えば思うほど、なかなか思う通りに…

「温故知新」の中野孝次訳

何日か前に、論語の「温故知新」のことを書いた。金谷訳も宇野訳も示したが、どうもしっくりいかない気がしていた。 図書館での新聞閲覧による調べ物の往き帰りにふと中野孝次さんの『論語の読み方』(海竜社刊)を手にして、なるほどと思った。 中野さんは…

今日の箴言は「人们因为社交的要求,聚在一处」

今日の魯迅箴言は、「人们因为社交的要求,聚在一处」(人々は社交の必要から、集うもの)です。 「人们因为社交的要求,聚在一处, 又因为各有可厌的许多性质和难堪的缺陷, 再使他们分离。 他们最后所发见的距离, -使他们得以聚在一处的中庸的距离, 就…

パソコンピンチ

芥川賞の推薦依頼がきて、直木賞の推薦も含めて、北狄の345号と346号に掲載の小説をすべて推薦した。芥川賞は円城寺さんと田中慎哉さんに決まった。 その田中さんは、高校を卒業後、一度も就職したことなく、二十年間ひたすら書き続けてきた人のようで…

今日の箴言「人们灭亡于英雄的特别的悲剧者少」

今日の魯迅箴言は、「人们灭亡于英雄的特别的悲剧者少」(人々は、英雄のような特別の悲劇に身を滅ぼすものは少ない)です。 原文と日本語訳は以下の通りです。 「人们灭亡于英雄的特别的悲剧者少, 消磨于极平常的, 或者简直近乎没有事情的悲剧者却多。 」…

論語の「温故知新」について

孔子の論語に、為政第二の第十一章に「温故知新」という章がある。原文、読み下し文、金谷訳の順で示す。 「子日,温故而知新,可以为师矣」 「子の曰わく、故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。」 【先生がいわれた、「古いことに習熟してさらに新し…