「动植之间」に中間物があるように、人間も進化の過程の一中間物

 今日の魯迅箴言は、「动植之间」(動物と植物の間)です。
 
 「动植之间、无脊椎和脊椎动物之间、
   都有中间物、或者简直可以说、
   在进化的链子上、,一切都是中间物。」
 
 これの日本語訳は以下の通り。
 「動物と植物のあいだ、また無脊椎動物脊椎動物のあいだには、
  どちらにもその中間物が存在する。
  あるいは、つまりこうも言えよう、
  進化の鎖に連なるものすべてが中間物である、と。」
 
 人間が万物の霊長であり、すべて生物の進化の象徴であると考えるのは傲慢だと魯迅は言っている。人間が人類が完全無欠だと考えるなと魯迅はいう。かといって、亡びる前に何をしてもいいということではもちろんない。