今日の箴言「第一次吃螃蟹的人是很可佩服的」

 今日の魯迅箴言は、「第一次吃螃蟹的人是很可佩服的」(初めて蟹を食べた人には、まったく感服します)です。
 「第一次吃螃蟹的人是可佩服的,
   不是勇士谁敢去吃它呢?
   螃蟹有人吃,蜘蛛一定也有人吃过,
   像这种人我们当极端感谢的.」
 これの日本語訳はこうです。
 「初めて蟹を食べた人には、まったく感服します。
  勇者でなくて誰が、そんなものを敢えて食べるでしょうか?
  蟹を食べた人がいれば、蜘蛛を試した人もいたはずです。
  しかし不味かったために、後の人たちは食べなかった。
  このような人たちに、私たちは大いに感謝すべきでありましょう。」
  このように魯迅は未知のものに挑戦する人の勇気をたたえています。人類に新しい知見を得るために、だれかが挑戦することで、人類は生き延びてこられたのです。その意味では、経験と伝承が大事だということもいえます。