毎日の日課

 今日から、毎日の日課を次のように決めました。
 毎朝5時に起きることにしました。時差がありますから、日本では6時です。洗面、風呂、洗濯を済ませ、着替えをして、5時55分には宿舎を出て、学食で朝食をとって、そのまま自分の研究室に向かうことにします。学食から研究室(8階建ての建物の3階)まではゆっくり歩いて5分なので、6時20分には着いている勘定です。
 研究室への引っ越しは、日本語言文化学院の教育研究棟がまだ完成していないため、8月30日にテープカットはするものの、実際には9月1日以降となる関係で、それまでは宿舎に戻って仕事をすることにします。
 朝は、出がけに前日の着たものを必ず全自動洗濯機で洗い、出かける前にダイニングキッチンにある物干しパイプに吊るしてから出かけることにしました。これで、今までと同じ、毎朝、きれいな服装で出かけることができます。
 原則として、朝昼晩の食事は大学食堂です。近くの学食は1階から4階まで食堂ですが、階が上がるほど値段が高くなり、各地の料理が食べられます。しかし、日本料理だけはありません。朝は汁の多いお粥(コーリャン、粟、ひえ、米)、一菜(野菜や豆腐の煮つけ)、それにゆで卵1個にしました。因みに、今朝は1.2元(16円)でした。
 昼は2階の食堂で、アルミのトレイに載せた、ご飯と3品の料理を選択したものを食べます。これは5元(65円)です。それに、冷水のペットボトルが1元(13円)です。
 夜は少し贅沢をして、3階か4階の食堂で、15元(195円)以内で食べることにします。昨夜は、藤巻教授(日本語言文化学院院長)の部屋で大塚洋二(一緒に長春に来た元県職員の中国語学留学生)さんと一緒に、夕食をごちそうになりましたので、一昨日の夜に学食で食べましたが、ご飯2元におかず2品(肉入りの野菜炒めのようなもの)が12元(156円)でした。結局、14元(182円)で結構満腹になりました。
 お酒ですが、缶ビールを1日2本、部屋に戻ってから冷蔵庫で冷やしておいたものを飲むことにしました。ビールは1缶4元ですから8元(104円)で、考えられないくらい安あがりです。
 私は、出稼ぎ教師ではなく、ボランティアで中国の青年子女に正しい日本語を教えるために長春に来たのだと思うことにしました。従って、2年になるか3年になるかわかりませんが、できるだけお金をかけないで、なるべく中国の多くを見て、中国語も習得できればと思っています。
 この日課が守れれば、私の健康は保たれ、日本に戻るころにはすっかりスマートに痩せて、しかも肝臓や腎臓も十分に機能回復していることでしょう。