魯迅箴言日記 2024/05/03 春惜む宿や日本の豆腐汁(明治35年、1902年)

 今日は5月3日、土曜日で憲法記念日、後半の大型連休の初日です。今日は二階の仏間の隣で6時に目覚めました。6時半にコウケン君が起きてきて、書斎で一緒に、ゴジラ-1.0を見ました。8時過ぎに5人で朝食。去年長男一家が一時帰国したとき、7人で朝食を摂った記憶が甦りました。かつて我が家は7人家族でした。母、妻、四人の子に私です。男四人は大食いで、娘もスポーツをやっていてよく食べました。皆健康で元気でした。1994年長男が東京へ行って6人になり、96年に長女が仙台へ行き、5人となり、99年に次男が東京へ行き4人、2004年の3月には三男が最後に東京へ行くことになり、とうとう家内と二人切りになったのでした。母は、三男が法政に受かる直前の2月4日に亡くなっていました。3人の息子たちは、それぞれ高校を卒業すると東京に行き、娘だけが仙台で1年浪人して、その後に東京へ出て行きました。娘と孫をみていると、三内の家で長男が生まれてから49年、浪館のこの家に移り住んでからの42年、そして三男が生まれてからの39年の歴史が走馬灯のようにグルグル回って思い出されます。

 今日の子規歳時は、「春惜む宿や日本の豆腐汁(明治35年、1902年)」です。

 子規の根岸邸の近くに、豆腐料理の名店「笹の雪」があります。老舗の豆腐の味は、さぞかし美味しいことでしょう。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-62「群衆、」です。

 群衆,---尤其是中国的,---永远是戏剧的看客。

 群衆、

 ――とくに中国の群衆は、

 ――永遠に芝居の見物客なのです。