今日から四年生の卒論指導

 NHKのニュースで中国・中南部での反日デモや中国大使館への抗議などが過剰に報じられていますが、長春ではいまや冬支度と25日から始まる暖房開始まで寒さを耐えることで精一杯でそれどころではありません。
 今日、私が卒論を担当する8人の4年生が発表になります。どんな学生が来るのか、今から楽しみです。2週間前に学生たちとQQチャットを始めてから、連日、数名の学生からアクセスがあり、研究室にもよく訪ねてくれるようになりました。連絡もクラス委員にチャットすれば、すぐに全員に連絡してくれるシステムです。学生からの質問に答えることも、授業の下調べとともに私には大いに勉強になります。
 今週も、木曜日まで4日間、私の先生稼業が始まります。特に、木曜日は午前・午後合わせて6時間立って授業します。金曜日の研究日の解放感はたまりません。
 昨夜、青森からのお客さんが4人みえ、一緒に餃子をたくさん食べてきました。そのお客さんに、2年生の朝の授業の様子をお見せすることになりました。中国の大学の日本語教育の実情をどんな風に感じられるのでしょうか。学生と教師の一体感だけは感じてもらえばと思います。40日かかって、34人の学生の全員の顔と名前が漸く一致しました。日本語は小学生レベルでも立派な大人です。あなどってはいけません。