「我以为国民倘没有智,没有勇,
而单靠一种所谓[气],实在是非常危险的.」
これの日本語訳はこうです。
「国民が、もし智恵もなく、勇気もなく、
一種の『気(いかり)』にのみ頼るならば、それはあまりに危険すぎる。」
ここで、「気」とは、その場の雰囲気、とか気分、感情、といったものを怒ったり、憤慨したりする大衆のことを魯迅はさしているものと思います。これは、いまの日本の国民大衆にもよくあてはまると思います。そういう意味で、いまの日本はとても危険な状態なのではないでしょうか。