今日から5月、いよいよ新しい生活へ

 今日から新しい生活が始まる。5月から新しい仕事部屋を正式に借りることにした。三内の空き家と仕事部屋の家賃を相殺することにした。
 初出勤の日だが、あいにく今日はメーデーで、しかも日曜日。加藤嘉一の本の日本語訳の仕事もある。そこで、今日は家に籠ることにした。長い4カ月だったが、中国にいた4カ月と違って、あまり楽しくない、辛い日々だった。思い出したくもない、私にとって有意義とはいえない、何かを犠牲にしているような16週間だった。やはり、誰かのために、ということは自分に向かないことがはっきりした。
 まだみんな働いている。友人たちも、女房も、それに三男でさえ働き出した。私だけが働いていない。
 息子の扶養家族となり、居候の気分だが、臆せず、ひるまずに自分の意思に従って行動したい。働く場所もないのに、生意気にも仕事部屋を借りて、残された人生を自由に、したいことだけして過ごすつもりだ。二台のパソコンと三つの部屋(家の書斎と居間、それに仕事部屋)を使い、昨年中国に行く前に買ったプリウスでどこへでも出かけられる幸せを実感している。これぞ、わが人生だ。金がないのが、玉に瑕だが。