広島土砂災害

 去年の8月6日、原水禁の世界大会へ出席するために広島にいました。広島は無性に暑く、息がつまるほどでした。その広島で昨日未明に土砂災害が発生し、沢山の犠牲者がでています。新幹線からみた、山裾に張り付くように住宅が密集していたのをおもいだしています。
 災害は思いがけずに起こり、想像もできないほどの被害を与えます。自然災害を未然に防ぐことは難しいのですが、被害を最小限にとどめ、犠牲者をできるだけ少なくするにはどうしたらいいのでしょうか。迅速な情報伝達と、的確な避難指示がなされるかにすべてかかっているのではないでしょうか。住民を迅速に避難誘導する体制を市役所が普段からどのようにつくっているのか、が問われています。
 政令都市で毎年、平和宣言を行っている広島市でさえ集中豪雨でこのような災害が起こるのですから、災害が少ない30万中核市である青森市だって、いつ何時こうした自然災害に見舞われないとも限らないのです。
 そのことを訴えようかと思い、昨日の夕方と今朝も街頭に立ちました。