久しぶりに論語の書きこみです。今日は述而篇の第5章「千乗の国」です。この章を読んで、ひょっとして安倍首相はこの「使民以時」が頭にあって、農閑期の12月に総選挙にうってでたのではないか、そう思ったのでした。
1-5 子曰,道千乘之国,敬事而信,节用而爱人,使民以时,
(子曰わく、千乗の国を道びくに、事を敬して信、用を節して人を愛し、民を使うに時を以てす。)
1-6 子曰,弟子入则孝,出则弟,谨而信,汎爱众而亲仁,行有馀力,则以学文,
(子曰わく、弟子、入りては即ち孝、出でては即ち弟、謹みて信あり、汎く衆を愛して仁に親しみ、行いで余力あれば、即ち以て文を学ぶ。)
1-7 子夏曰,贤贤易色,是父母能竭其力,事君能致其身,興朋友交,言而有信,雖曰未学,吾必谓之学矣,
(子夏曰わく、賢を賢として色に替え、父母に事えて能く其の力を竭し、君に事えて能く其の身を致し、朋友と交わるに言いて信あらば、未だ学ばずと曰うと雖ども、吾れは必ずこれを学びたりと謂わん。)