11月30日です。昨夜は10時にもどり、動物園と会議、それから懇親会で疲れ果て、すぐに眠ってしまいました。そんなわけで今日は小説書きに集中しなくてはなりません。朝食を食べ、廊下にでると、なんと会談下に置いてあるカバ君が光り輝いているではありませんか。びっくりしました。朝日がカバ君の蒼い顔に玄関の天窓を通して直接あたって反射しているのです。どでかい宝石のようでした。なにか、いいことの前兆のように感じました。
今日の子規歳時は、
寄宿舎の窓にきたなき蒲団哉 (1896年、明治29年11月30日)
旧藩主久松家が、藩内子弟の東京遊学に便するため、真砂町に常磐会寄宿舎を設けたのは明治20年で、11月30日に開所式をあげ、久松家の給費生の子規もここに入ったのでした。