12月3日、木曜日です。

 12月もすでに三日目の朝を迎えています。連れ合いと一緒に、7時半の朝ドラを観て一日が始まります。朝ドラを観ながら、自分たちのこの間の40年を振り返ることが多いのです。夫婦の思い、嫁と姑、話題はドラマの中から、自分の家へすぐに方向転換してしまいます。
 午前中は、会議があったりして、なんとなく落ち着きません。鹿角市役所への視察の報告書をつくりながら、コミュニティパワーやPPS、さらにはデマンドレスポンスなど省エネ・再エネの勉強もしています。
 午後2時に小雨降る中、新町の事務所から自転車で議会の二日目を傍聴にでかけました。新町のアーケード、柳町のアーケードのおかげでほとんど濡れることなく市役所まで行けるのは好都合です。GEAの事務所は県庁に近く、市役所にも近いだけでなく、明日の核燃料サイクルの裁判が行われる地裁も近いのでとっても便利です。議会では、アウガ問題、市庁舎建設問題、市民病院の建替え問題などが議論されましたが、昨日の二人の議員には答弁に立たなかった市長が今日はおなじ一人の議員に二度も答弁に立ったのが、気になりました。
 明日の核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団による核燃裁判には原告側から4本の準備書面が用意されています。「原子力防災」についての準備書面を書きましたが、内容がまだ不十分なことから次回の3月までに書き直して提出することになりました。
 今日、事務所でその4本の準備書面をプリントアウトして通読しましたが、再処理工場の問題を余すところなく追及していて感心して読んだところです。被告の原子力規制委員会準備書面も見ましたが、これまでの事業者の言い分を代弁しているものにすぎず、第三者機関ではないことを自ら露呈したかたちです。
 午後1時半からの口頭弁論を多数の人たちに傍聴してもらいたいものです。

 今日の子規歳時は、
 筆に声あり霰の竹を打つ如し (1898年、明治31年12月3日)
 「子規を一俳人、ただ俳句の講義をする先生とのみ見ていた者は」新聞記者としての活躍ぶりを見て、「その多芸多能、どの仕事にも渙発する敏感性と適応性に驚愕」したと、碧梧桐は書いています。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言145です。

 今日の論語一日一章は、論語13-30(論語巻第七 子路第十三篇 30章)です。