8月20日、断腸花つれなき文の返事哉

 8月20日、午後からあいにくの雨です。出町第二町会の夏祭りは、午前中に焼鳥を焼き、午後に屋台村で売り出し、売り切れが沢山出ました。しかし、あいにくの雨で、夕方の盆踊りは中止になりました。
 昨日は、佐高塾で元朝日新聞政治記者早野透さんの講演会でした。町会の夏祭りの準備に協力しながら、4時43分の新青森駅まで迎えにでました。まっすぐ「川よし」で腹ごしらえ、そのあとアウガまで送っていき、一旦車を置きに家に戻り、6時半からの講演に間に合いました。
 早野さんは、参院選にみる今日の政治情勢について語り、天皇生前退位の意向表明の意味を、戦前の大逆事件との対比において語り、最後に田中角栄の人となりについてふれました。角栄さんの番記者時代の思い出として、角栄さんは護憲派であったことを話し、「憲法は100年間は変えてはいけない」とよく語っていたとのエピソードも教えてくれました。
 早野さんは、戦後70年だから、あと30年は憲法は変えるべきではないとの田中角栄の遺言を守るべきと最後に講演を結びました。
 講演後、早野さんと同じ政治記者だった藤川君と三人で、「きはら」「赤い絲」で楽しく語らいつづけました。きはらでは、県内産の魚、嶽きみと田子ニンニクの天ぷらを賞味し、赤い絲では梅の木のカウンターに並び、藤川君の全快祝いのスパークリングワインで乾杯しました。