9月15日、鶏頭の十四五本もありぬべし

 今日は9月15日、金沢市の駅前のホテルで朝を迎えました。金沢はすっかり変わってしまっていました。北陸新幹線が開通し、長野、富山、金沢が一本の新幹線で結ばれたのは大きな進歩と言えます。
 今日、9時半から12時までバイオマスボイラー工場の視察見学です。昨日と今日、新幹線の往復12時間の半分くらい、つまり6時間はパソコンで小説を書いていました。ホテルでも2時間ほど時間をかけました。丁寧に描いているつもりですが、なかなか進みません。本当にあと2週間、集中しなくてはなりません。
 金沢駅で新幹線に乗り込む前に、買物をしようと駅ビルをのぞきましたが、沢山のお菓子舗が並んでいて選ぶのに苦労しました。十五夜の張り紙に豆大福の絵が目に入り、6個入りのパックを買いました。
 家に帰宅し、おふくろの仏前に供えたあと、1個食べましたが、やわらかくとてもおいしいのでした。

 正岡子規は文章には山がなければならないといっていました。門下生を集め、「山会」という文章の会を開き、写生文を鼓吹していました。