5月8日、鮒釣や藻の咲く池を見て過る
5月9日、山々は萌黄浅黄やほととぎす
5月10日、一輪の牡丹かかやく病間哉
5月11日、筍に虫歯痛みて暮の春
5月12日、昼の月風は若葉の上にあり
5月13日、厄月の庭に咲いたる牡丹哉
人必有所缺,这想起他所需。
Rén bì yǒu suǒ quē, zhè xiǎngqǐ tā suǒ xū.
人には必ず欠けたところがあり、それによってようやく、何が必要か思いいたる。
『南腔北調集』
「中国の女性の脚から中国人が中庸でないのを推定し、また、それから孔子が胃病もちだったことを推定する」