ねぶた囃子がきこえるなか石沢さんの通夜

 今年もねぶたが始まった。石沢武さんは1日、荼毘に付され、ねぶたが始まる2日に通夜がいとなまれた。通夜は、ねぶたの運行コースの国道に近い石沢さんの自宅に近い葬祭場で営まれた。
 通夜の席には、宰木さん、秋村さん、未津さん、小野さん、倉谷さんの姿もあった。通夜とそのあとの通夜ぶるまいの席で、石沢さんがいかに家族に愛されながら、小説家としての生をまっとうしたのか、よくわかった。
 お嬢さんたち二人の惜別の涙をみて、わたしは石沢さんの代表作だとおもう「篠つく雨」を思い出していた。
 今日3日は、石沢さんの葬式、法事が彼が愛した堤町でとりおこなわれる。