「ナリタブライアンはもういない」書き上げる

 私はたったいま、遙57号に載せてもらう「ナリタブライアンはもういない」(54枚)を書き上げました。ナリタブライアンという一頭の競走馬を間に、親と子の関係を書きました。いじめの問題や、心の問題を抱える子と親のかかわりの問題を真正面からとりあげて書いたつもりです。私にすればこれを北狄に載せてもいいのですが、北狄の締切は8月25日なので、5日締切の遙を優先させなければなりません。あと4号で終刊をむかえる遙に創作の原稿を載せられるというのは一つの歴史を飾るエポックとなると思います。