ねぶた師平蔵も締切まであと10日

 北狄360号に「風の岬にとり遺されて」(87枚)を書いた。3・11原発大震災にかかわる作品を書いたつもりだ。すこしでも多くの人に読んでもらいたいものだと思う。
 遙57号(60号で終刊予定)に書いた「ナリタブライアンはもういない」(57枚)も一生懸命書いた。まもなく発行されるはずだが、これも是非、風の岬同様、ひとりでも多くの人に読んでもらいたいと思う。
 中国にも私の教え子以外に読者がいて、大連に住むその人に「三内の家」(北狄355号2011年6月所収42枚)と「北の螢に魅せられて」(北狄358号2012年3月所収51枚)を送った。その人は丁寧に読んでくれるのでありがたい。
 上記の二作は、三田文学の同人雑誌評でとりあげられた。優秀作には入らなかったが、四半期ごとの30作に入ったことになる。
 三田文学のほかにも、「城ヶ倉大橋」(北狄357号所収2011年12月33枚)も図書新聞の同人雑誌評でその月の優秀作7作のひとつに数えられた。
 こうしてみると名のある評論家の人たちも私の作をとりあげてくれている。それだけに、今月末か来月の上旬に発行される遙57号と北狄360号の刷り上がりが待ち遠しい。
 「ねぶた師平蔵」もあと10日となった。頑張らなくっちゃ。