天上の極楽

 8月26日に山東省泰安市のそばの世界遺産の泰山に登りました。山の麓の駅から登山バスで中腹まで行き、そこからゴンドラでさらに登り、1,300メートルまであがります。そこから石段を上って、1,545メートルの頂上を目指すのです。濃霧と風雨のなか、ビニルカッパをまとい、頂上を目指しました。約30分、必死で頂上を目指しました。漸く五大山の一つ、泰山の頂上にたどり着いたとき、雲が晴れ、霧が飛んで消えて、晴れ間が見えたのでした。ロープウェーの傾斜は30度もあり、強風で途中止まったらどうなる事かと心配でした。霧で窓の外は何も見えません。五里霧中とはこのことかと思ったものでした。
 頂上からの眺めは、まさに絶品でした。天上の極楽でした。