今日は2015年1月3日土曜日です。

 三男夫婦が元旦、朝食を食べアパートに戻り、二日は娘夫婦が東京へ帰り、今朝は何年ぶりかで次男と三人で朝食を食べています。
 相変わらず、雪が断続的に降り続ける中、今日の最初の為すべき事として、年賀ハガキの最後の投函に行ってきました。
 毎日、今できることから、少しずつやってゆくことが大事だと思います。今日は、4時半から成田書店で東京から帰省中の友人と待ち合わせです。
 
 
 今日の子規歳時は、
 
 蒲団から首出せば年のあけて居る (1897年、明治30年1月3日)
 
 正岡子規は、明治16年までは、正月を郷里で祝っていますが、17年(1984年)初めて東京の正月を迎えます。18年は猿楽町の下宿屋で雑煮を食べ、19年は下宿料が払えず大晦日に逃げ出すなど、苦しい正月であったようです。
 
 論語は今日から、第2篇 「為政第二」です。
 
論語 第二篇 「爲政第二」(1章から24章)
2-1 子曰,为政以德,譬如北辰居其所,而众星共之,
(子曰わく、政を為すに徳を以てすれば、譬えば北辰の其の所に居て、衆星のこれに共するがごとし。)
 ここで、北辰とは北極星のことです。
 孔子は、「政治をするのに道徳をもって行えば、ちょうど北極星が自分だとすれば、多くの星(大衆)が自分に向かってあいさるしているようになるものだ」といっています。
2-2 子曰,诗三百,一言以蔽之,曰思无邪,
(子曰わく、詩三百、一言以てこれを蔽う、曰わく思い邪なし。)
 ここで、詩とは詩経のことです。詩経は実数で311篇あるといわれ、ここではその概数を孔子がのべています。つまり、詩経の三百余篇を一言で言い表すと「心の思いに邪なし」とその純粋さを規定して述べているものです。