鳴雪のセップン

 きょうは3月9日月曜日です。

 今日の子規歳時は、

 うつくしき鳥に餌をやる春日哉 (1900年、明治33年3月9日)

 鳴雪は英語交じりでものをいうことをせず、キッスのことをセップンといったそうです。プンというとツバが飛ぶのです。そんな話をしているとき、鳥籠を見ていた子規は鳴雪に「先生カナリヤがセップンしました。」と笑ったそうです。

 今日の魯迅箴言は、箴言5です。

 5 世界竟是么广大,而又么狭窄;人是么相,而又不得相
  暮年是么孤寂,而又不安于孤寂。

  Shìjiè jìng shì zhème guǎngdà,ér yòu zhème xiázhǎi; qióngrén shì zhème xiāng'ài, ér yòu bùdé xiāng'ài; mùniánshì zhème gūjì, ér yòu bù'ān yú gūjì.

 (世界はこんなにも広く、しかもこんなにも狭い。貧しい人々はこんなに
  も愛し合いながら、しかもまた、愛し合えずにいる。晩年はこんなにも
  孤独でありながら、しかもまた、孤独には安んじられないのだ。