おごらず、謙虚に、そして日々三省して生きたいものです

 選挙は当然の如くに敗れました。知力、気力、体力、財力、組織力、地域力、家庭力、友人力、学力の9力の総合力からなる戦力に勝る10人が順当に当選しました。兄とも慕う古村一雄さんが三選したことは嬉しかったですが、義をもって陣営にはせ参じた三上武志さんと出馬を促した藤森友子さんがともに敗れたことは本当に悔しくもあり、残念でもありました。
 三上さんと藤森さんはこれから半年、いや一年、苦難の日々が続くと思いますが、選挙に敗れたことによってわかる人間の情や悲しみ、そして苦しみに耐えることも生きていく上には大切なことがあるのです。少なくとも選挙に出て、敗れてみて、そのことがよくわかりました。なにより、自分のことがよくわかるのです。

 今日の子規歳時は、

 春の夜のそこ行くは誰そ二十八年 (1895年、明治28年4月13日)

 古白は東京専門学校(早大)では島村抱月らと同級であったそうです。脚本「人柱築島由来」で名声を期待したのですが志と違ったようです。子規は従軍陣中でその死を知ったのでした。のちに「古白遺稿」を編纂しました。

 今日の魯迅箴言は、箴言39です。

 39 人们因为能忘却,所以自己能渐渐地脱离了受过的苦痛,也因为能忘却,所以往往照样地再犯前人的错误。

  Rénmen yīn wéi néng wàngquè, suǒyǐ zìjǐ néng jiànjiàn de tuōlíleshòuguò de

   kǔtòng, yě yīn wéi néng wàngquè, suǒyǐ wǎngwǎng zhàoyàng de zàifànqián rén   

  de cuòwù.
 (人々は忘れることができるから、受けた苦しみから次第に逃れられ、またそれゆえに、あいも変わらず先人の過ちを型どおりに繰り返すのです。)