今日は6月2日、宗教本の校正集中

 今日は6月2日、火曜日です。宗教本の素読み校正に今日も集中します。

 今日の子規歳時は、
 眠らんとす汝静に蝿を打て (1897年、明治30年6月2日)
 「悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった」と「病牀六尺」に書いたのは明治35年6月2日のことでした。

 今日の魯迅箴言は、第5章「希望正如地上的路(希望は地上の路のごとし)」の箴言90です。私はこの箴言が最も好きなものの一つです。
 希望是本无所谓有,无所谓无的。
 这正如地上的路;
 其实地上本没有路,走的人多了,也便成了路。
  Xīwàng shì běn wúsuǒwèi yǒu, wúsuǒwèi wú dì.
 Zhè zhèngrú dìshàng de lù;
 qíshí dìshàng běn méiyǒu lù, zǒu de rén duōle, yě biàn chéngle lù。
「希望はもともとあるものとも、ないものとも言えない。それはまさに地上の路のようなものだ。本来、地上に路はなく、歩く人が増えれば、そこが路になるのである。」
 希望;希望 xiwang 地上;地上 dishang 路;路 lu 歩く人;走的人 zouderen 

 今日の論語は、論語7-12(論語巻第四 述而第七篇 12章)です。
 子之所愼、齊戦疾、
  Zǐ zhī suǒ shèn, qí zhàn jí,
「子の慎しむ所は、斉、戦、疾。」(孔子がつつしまれて対処されたことは、祭祀(さいし)のときの潔斎(ものいみ)と、戦争と、病気とであった。)(子之所慎,齐战疾,)
 このように孔子は、祭祀のときの斎(物忌)と戦争、それに病気を避けたのです。