6月3日、水曜日です。

 早いもので、今日で6月も3日です。今日は昼に外出する以外は、校正の仕事です。宗教史関係の校正に入っています。そろそろ6日の準備もしなければなりません。

 今日の子規歳時は、
 五女ありて後の男や初幟 (1899年、明治32年6月3日)
 子規は8,9歳のころから祖父大原観山や土屋久明について漢書素読を学んだのですが、五経や八大家文、戦国策・史記・春秋、資治通鑑日本外史・政記・皇朝史略等々、おびただしい数に上ったようです。

 今日の魯迅箴言は、箴言91です。
 倘若一定要问我青年应当向怎样的目标,
 那么,我只可以说出我为别人设计的话,
 就是,一要生存,二要温饱,三要发展,
 我之所谓生存,并不是苟活;
 所谓温饱,并不是奢侈;
 所谓发展,也不是放纵。
  Tǎngruò yīdìng yào wèn wǒ qīngnián yīngdāng xiàng zěnyàng de mùbiāo,
 nàme, wǒ zhǐ kěyǐ shuō chū wǒ wèi biérén shèjì dehuà,
 jiùshì, yī yào shēngcún, èr yào wēnbǎo, sān yào fāzhǎn,
 wǒ zhī suǒwèi shēngcún, bìng bùshì gǒuhuó;
 suǒwèi wēnbǎo, bìng bùshì shēchǐ;
 suǒwèi fāzhǎn, yě bùshì fàngzòng。
「もし私に、青年はいかなる目標に向かうべきか、と無理にも問うのなら、私は、他の人のために考えた言葉を言うほかないだろう。――すなわち、一に生存、二に衣食、三に発展、と。……私の言ういわゆる生存とは、けっしてその場限りに活きることではなく、いわゆる衣食とは、奢侈ではなく、いわゆる発展とは、放縦ということではない。」
 青年;青年 qingnian 目標;目标 mobiao 他の人;别人 bieren 
  生存;生存 shengcun 衣食;温饱wenbao 発展;发展 fazhan 
  その場かぎり;苟活 gouhuo 奢侈;奢侈 shechi 放縦;放纵 fangzong

 今日の論語は、論語7-13(論語巻第四 述而第七篇 13章)です。
 子在齊、聞韶樂三月、不如肉味、曰、不圖爲樂之至於斯也、
 Zi zài qí, wén sháo lè sān yuè, bùrú ròu wèi, yuē, bù tú wèi lè zhī zhìyú sī yě,
「子、斉に在して韶を聞く。三月、肉の味を知らず。曰わく、図らざりき、楽を為すことの斯に至らんとは。」(孔子は斉の国で数カ月のあいだ韶の音楽を聞き習われ、すっかり感動して肉のうまさも解されないほどであった。そして、言われた。「思いもよらなかった。音楽というものが、これほどすばらしいものだとは。」)(子在齐,闻韶乐三月,不如肉味,曰,不图为乐之至於斯也,)