7月18日、仙台へ行ってきました。

 7月18日、土曜日です。今日は10時から高校野球の準々決勝、11時戦争をする国にしないためのアベを許さない駅前集会などがありましたが、前々からの約束で仙台の研究会へ出席しなければならないため後ろ髪をひかれる思いで8時半の新幹線に乗り込みました。研究会では、戦争法案(安保関連法案)の解説と憲法違反の解明が詳細に提起され、日本型雇用の現状と新しい展開について問題提起、そのあとピケティの21世紀の資本主義の解説と批判が提起されました。あらためて、持参したキンドル日本国憲法をひらき、前文、第1条から第103条まで目を通したのでした。やはり、この憲法は日本ならではの歴史もふまえた、世界に冠たる憲法であることは9条だけでなく、全条に示されているとわかりました。
 野球は休憩中に、スマフォで4対3で辛勝したのを知りました。ひやひやドキドキの試合なことはスコアをみてよくわかりました。次の準決勝が正念場です。

 今日の子規歳時は、
 風板引け鉢植の花散る程に (1902年、明治35年7月18日)
 暑さに堪えかねて「風を起す機械」がほしいというと、碧梧桐が自分で作って寝床の上につるし、ヒモを引いて動かしたということです。子規はそれを風板と名づけたそうです。明治35年7月、扇風機などない時代のことでした。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言6です(旧箴言集の36)。
 做梦,
 是自由的,
 说梦,
 就不自由。
 做梦,
 是做真梦的,
 说梦,就难免说谎。
 Zuòmèng,
 shì zìyóu de,
 shuō mèng,
 jiù bù zìyóu.
 Zuòmèng,
 shì zuò zhēn mèng de,
 shuō mèng,
 jiù nánmiǎn shuōhuǎng.
「夢を見るときは自由だが、
 それを口にするのは不自由だ。
 夢は真(ほんとう)の夢を見るのだが、それを口にすれば、どうしても嘘になる。」
 夢をみる;做梦 zuomeng 自由;自由 iyou 夢を口でいう;说梦 shuomeng 
  しがちだ;难免 nanmian 嘘;谎 huang

 今日の論語は、論語8-20(論語巻第四 泰伯第八篇 20章)です。
 舜有臣五人、而天下治、武王曰、予有亂臣十人、孔子曰才難、不其然乎、唐虞之際、於斯爲盛、有婦人焉、九人而已、三分天下有其二、以服事殷、周之德、其可謂至德、其可謂至德也已矣、
 Shùn yǒu chén wǔ rén, ér tiānxià zhì, wǔwáng yuē,
 yǔ yǒu luànchén shí rén, kǒngzǐ yuē cái nán, bù qí rán hū, táng yú zhī jì,
 yú sī wèi shèng, yǒu fùrén yān, jiǔ rén éryǐ, sān fēn tiānxià yǒu qí èr,
 yǐ fú shì yīn, zhōuzhīdé, qí kěwèi zhì dé, qí kěwèi zhì dé yě yǐ yǐ,
「舜、臣五人ありて、天下治まる。武王曰わく、予(わ)れに乱十人あり。孔子曰わく、才難しと、其れ然らずや。唐虞の際、斯に於いて盛んと為す。婦人あり。九人のみ。(文王、西伯(せいは)と為りて、天下を三分して其の二を有ち、以て殷に服事(ふくじ)す。周の德は、其れ至徳と謂うべきのみ。」
(舜には五人の臣下がいて、それで天下が治まった。周の武王のことばに、「わしには治めてくれる者が十人いる。」とある。孔子はいわれた、「人材は得がたいというが、そのとおりだ。尭舜時代からあとでは、この周の初めこそ、人材が盛んなときだが、それでも十人のなかには婦人がいるから九人だけだ。武王の父の文王は西方諸国の旗がしらとなり、天下を三つに分けたその二つまでをにぎりながら、なお殷に従って仕えていた。周の德はまず最高の德だといって宜しかろう。」と。)
(舜有臣五人,而天下治,武王曰,予有乱臣十人,孔子曰才难,不其然乎,唐虞之际,於斯为盛,有妇人焉,九人而已,三分天下有其二,以服事殷,周之德,其可谓至德也已矣,