今日は11月4日、とても好い天気で、気持ちもさわやかでした。

 11月に入り、何かと気ぜわしくなってきました。何かに背中を押されている感じです。若いころと違ってスピード感がなくなっています。でも、年齢の分だけ、落ち着いて物事を考えられるようになりました。しかも、意欲、気力は衰えていません。

 今日の子規歳時は、
 掛け稲や狐に似たる村の犬 (1894年、明治27年11月4日)
 明治27年の天長節には、川崎大師から池上本門寺に遊んだのです。日清戦争の勝報しきりに至るころであったが、農家では戦争も佳節もよそに稲刈に忙しかったのです。そのときの句が、「稲積んで車推し行く親子かな」です。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言116です。
 老大的国民尽钻在僵硬的传统里,不肯变革,
 衰朽到毫无精力了,还要自相残杀。
 于是外面的生力军很容易地进来了,
 真是”匪今斯今,振古如兹”。
 Lǎodà de guómín jǐn zuān zài jiāngyìng de chuántǒng lǐ, bù kěn biàngé,
 shuāixiǔ dào háo wú jīnglìle, hái yào zì xiāng cánshā.
 Yúshì wàimiàn de shēnglìjūn hěn róngyì dì jìnláile,
 zhēnshi” fěi jīn sī jīn, zhèn gǔ rú zī”.
「老大国の人民は頑迷な伝統の中にこもって、変革を受け入れずに、衰退して勢力がなくなっても、まだ互いに殺し合う。それゆえ、外の精鋭軍によって容易に占領され、る。まさに、『今の今にとらわれ、過去に振り回されここにある』だ。」

 今日の論語一日一章は、論語13-1(論語巻第七 子路第十三篇 1章)です。
 子路問政、子曰、先之勞之、請益、曰、無倦、
 Zilù wèn zhèng, zǐ yuē, xiān zhī láo zhī, qǐng yì, yuē, wú juàn,
子路问政,子曰,先之劳之,请益,曰,无倦,)
子路政を問う。子曰わく、これに先んじ、これを勞す。益を請う。曰わく、倦むこと無かれ。」
子路が政治のことをたずねた。孔子はいわれた、「率先すること、ねぎらうことだ。」いま少しとおねがいすると、「怠ることのないように。」といわれた。)