12月11日、金曜日です。残念ながら雨が降っています。

 昨日の検診結果は、満足できるものでした。体重だけが85.7kgで問題がありましたが、血圧120~72で良好、血糖値も96、ヘモグロビンA1cも5.6でした。来月7日の検診では体重をなんとか80キロまで落としたいものです。

 今日の子規歳時は、
 菓物に乏しくもあらず冬の庵 (1901年、明治34年12月11日)
 病床の子規を慰めるため、女義太夫を招いて語らせたのは明治34年12月11日の夜でした。30名ばかりも集まったのです。子規庵に三味線を聞いたのは空前のことでした。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言153です。
 感激,那不待言,无论从那一方面说起来,大概总算美德罢。但我总觉得这是束缚人的。……因为感激别人,就不能不慰安别人,也往往牺牲了自己,――至少是一部分。
  Gǎnjī, nà bùdài yán, wúlùn cóng nà yī fāngmiàn shuō qǐlái, dàgài zǒngsuàn měidé bà. Dàn wǒ zǒng juédé zhè shì shùfù rén de.……Yīnwèi gǎnjī biérén, jiù bùnéng bù wèi'ān biérén, yě wǎngwǎng xīshēngle zìjǐ,――zhìshǎo shì yībùfèn.
 「感激とは、いうまでもなく、誰にも一面的に起こるもので、大概は美徳に係るものです。ただ我々はみなこれに人を束縛するのを覚えます。他の人に感激することによって、ほかの人を慰安することができなくなり、往々にして自分を犠牲にまでしてしまいます。 もっとも、それはほんの一部分にすぎないのですが」

 今日の論語一日一章は、論語14-8(論語巻第七 憲問第十四篇 8章)です。
 子曰、愛之能勿勞乎、忠焉能勿誨乎、
 Zǐ yuē, ài zhī néng wù láo hū, zhōng yān néng wù huì hū,
 (子曰,爱之能勿劳乎,忠焉能勿诲乎,)
 「子曰わく、これを愛して能く労すること勿(な)からんや。忠にして能く誨(おし)うること勿からんや。」
 (孔子はいわれた、「人を愛するからにははげまさないでおられようか。人に誠実であるからには教えないでおれようか。」と。)