2月4日、病牀の匂袋や浅き春

 2月4日、おかじょうきの教室の宿題2句を投句しました。「野」について、広辞苑をしらべて6時間もかかりました。こんなに単語を辞書で調べたのは初めてでした。知らないことがたくさんある事もわかりました。
 今日は立春です。あと半月、二週間は寒気が強く、冬の感が去らない、と子規はいっています。また、立秋(8月8日頃)のあと2週間も暑気強く、秋の感起らず、ともいっているのです。まさしくその通りです。青森の寒さと雪も、2月の20日過ぎにはおさまると思います。青森ではねぶたが終わりと立秋ですが、秋の気配が漂いはじめ、お盆が過ぎると秋の気配が漂ってくるのです。
 りっ‐しゅん【立春
二十四節気の一。太陽の黄経が三一五度の時。春の始め、太陽暦の二月四日頃。?─春
 
 今日の魯迅箴言365日は、箴言208です。
 说到中国的改革,第一著自然埽荡废物,一造成一个使新生命得能诞生的机运。
  Shuō dào zhōngguó de gǎigé, dì yīzhe zìrán sǎodàng fèiwù, yī zàochéng yīgè shǐ xīn shēngmìng dé néng dànshēng de jī yùn.
「中国の改革に話が及ぶと、まず第一に自然をよみがえらせ、廃物を一掃することであり、新らたにひとつの生命で国をつくり、新しい国家の誕生を可能とする機運をつくることにあります。」

 今日の論語一日一章は、論語15-17(論語巻第八 衛霊公第十五篇 17章)です。
 子曰、羣居終日、言不及義、好行小慧、難矣哉、
 Zǐ yuē, qún jū zhōngrì, yánbùjíyì, hǎo xíng xiǎo huì, nán yǐ zāi,
 (子曰,帬居终日,言不及义,好行小慧,难矣哉,)
 「子曰わく、群居して終日、言義に及ばず、好んで小慧を行う。難いかな。」
 (孔子がいわれた、「一日中集まっていて、話が道義のことには及ばず、好んで猿知恵をひけらかすというのでは、困ったものだね。」と。)