3月8日、鶯の湯殿のぞくや春の雨

 今日は3月8日です。節制しようと思いましたが、酒とりわけ日本酒がおいしくなり、ずうっと飲み続け、5日も飲み過ぎたので、さぞかし血糖値が上がっているだろうと思いました。検診を10日過ぎに延ばそうとしましたが、結局7日の予定が8日になっただけでした。6日はおにぎり1個だけ、7日はほうれん草のおひたしだけ、8日はドーナッツ1個で検診に臨みました。
 最近体重は計っていませんがおそらく1日の賢伍さんの法事のあとは、90kgぐらいだったと思います。先月が86.2kgが85.9kgでした。体重は03kg減りました。どうにも5kgオーバーなのです。酒をまる2日飲んでいないため、体調はすこぶるいいです。体も軽いし、腰の痛みも和らぎました。血圧は122と82でした。血糖値は80とびっくりするほど低く、ヘモグロビンA1Cは5.8と少し高いのでした。やはり、5日までの暴飲暴食がたたったのだと思います。
 今日は午前中、事務所で家計簿の整理をしました。自分の毎日を金銭の出納記録で保存しておくことにしています。変わったことは、あとになってそのお金の出し入れの記述から、思いがけない記憶が呼びさまされることがあるのです。
 家計簿をつけていて、銀行のインターネットバンキングをやってみました。簡単に他行へ振込できるのですが、意外に手数料が高いのもわかりました。2つの銀行のネットバンキングで残高確認と履歴がPCですぐにわかるので、便利な時代です。通帳もハンコもいりません。
 今日の川柳教室で、不思議なことがありました。12人の生徒の選句でわたしの「おにぎりに夕日を入れて食べている」(宿題「日」)が珍しく、なんのせいかわかりませんが、5点も入ったのでした。教室に通って3年目ですが、こんなに点が入ったのは初めてですし、3点以上もなかったと思います。むさし先生からは、おにぎりと食べているがかぶっているのでもう一工夫がほしいと言われました。なるほどと思いました。さすがです。ほんとうに、点数が入ったのはまぐれだと思います。
 子規は風呂嫌いだったようです。熱い湯につかると体がくたびれてその日は仕事にならない、と言っています。銭湯にいくのをやめて、冷水摩擦をすれば日本人はもっと活発になるとさえ、言い放っています。わたしも風呂場のシャワーのお湯がでないので、毎朝冷水シャワーを浴びていますが、いっこうに活発になっているふうではありません。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言241です。
 觉醒的人,此后应将这天性的爱,更加扩张,更加醇化;用无我的爱,自己牺牲于后起新人。
 Juéxǐng de rén, cǐhòu yīng jiāng zhè tiānxìng de ài, gèngjiā kuòzhāng, gèngjiā chúnhuà; yòng wú wǒ de ài, zìjǐ xīshēng yú hòu qǐ xīnrén.
 「目覚めえた人は、その愛すべき天性をもってその後、さらに拡ろがって、さらに純化します。自己愛に溺れることなく、自己を犠牲にして、そのあとで新人が立てるようにします。」

 今日の論語一日一章は、論語16-8(論語巻第八 季氏第十六篇 8章)です。
 孔子曰、君子有三畏、畏大人、畏聖人之言、小人不知天命而不畏也、狎大人、侮聖人之言、
 Kǒngzǐ yuē, jūnzǐ yǒusān wèi, wèi dàrén, wèi shèngrén zhī yán, xiǎo rén bùzhī tiānmìng ér bù wèi yě, xiá dàrén, wǔ shèngrén zhī yán,
 (孔子曰,君子有三畏,畏大人,畏圣人之言,小人不知天命而不畏也,狎大人,侮圣人之言,)
 「孔子曰わく、君子に三畏あり。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る。小人は天命を知らずして畏れず、大人に狎れ、聖人の言を侮る。」
 (孔子がいわれた、「君子には三つの畏れ(はばかり)がある。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言葉を畏れる。小人は天命を知らないで畏れず(わがままにふるまい)、大人になれなれしくし、聖人のことばを馬鹿にする。」と。)