3月29日、雨ならん山を焼く火の広がりぬ

 今日は、3月29日、火曜日です。甲子園の選抜野球も青森県から光星と山田の二校が選ばれましたが、二校ともベストエイトに残れませんでした。プロ野球も始まり、海の向こうでは大リーグもまもなく始まります。年度末であり、巷では送別会がつづいていますが、年金生活者には無縁です。
 子規が手術を受けたのが、明治30年(1897年)3月28日のことでした。しかし、手術の結果は思わしくなく、5月の下旬には危篤に陥り、再度手術を受けています。
 やま‐やき【山焼き】
 春、草をよく萌え出させるために、山の枯草などを焼くこと。奈良、若草山の行事はその代表。?─春

 
 今日の魯迅箴言365日は、箴言264です。
 纵令不过一洼浅水,也可以学学大海;横竖都是水,可以相通。
 Zònglìng bùguò yī wā qiǎnshuǐ, yě kěyǐ xué xué dàhǎi; héngshù dōu shì shuǐ, kěyǐ xiāngtōng.
 「たとい浅い水にすぎずとも、大海を学ぶことはできる。いずれにせよ、どちらも水だから、あい通じるはずだ。」

 今日の論語一日一章は、論語17-15(論語巻第九 陽貨第十七篇 15章)です。
 子曰、鄙夫可與事君也與哉、其未得之也、患得之、既得之、患失之、苟患失之、無所不至矣、
 Zǐ yuē, bǐ fū kě yǔ shì jūn yě yǔ zāi, qí wèi dé zhī yě, huàn dé zhī, jìdé zhī, huàn shī zhī, gǒu huàn shī zhī, wúsuǒbùzhì yǐ,
 (子曰,鄙夫可与事君也与哉,其未得之也,患得之,既得之,患失之,苟患失之,无所不至矣,)
 「子曰わく、鄙夫は与に君に事うべけんや。其の未だこれを得ざれば、これを得んことを患え、既にことを得れば、これを失わんことを患う。苟くもこれを失わんことを患うれば、至らざる所なし。」
 (孔子がいわれた、「つまらないおとこには君にお仕えすることはできないだろうね。彼が目ざす禄位を手に入れないうちは手に入れようと気にかけるし、手に入れてしまうと失うことを心配する。もし失うことを心配するとなれば、その保全のためにはどんなことでもやりかねないよ。」と。)