12月27日、冬籠る部屋や盥の浮寐鳥

 12月27日、今日は火曜日です。今日は今年最後の川柳教室、遅刻早退はいくつもありましたが、とにかく皆勤賞です。それも2年続けてです。まあ、頑張ったといっていいと思います。「おかじょうき」でも年間で11位でした。ベストテンには入りませんでしたが、よくやったと思います。来年も小説と川柳を続けたいと思います。来年は川柳の大会にも出るつもりですし、4回の北狄のほか、いくつかの文学賞にも応募してみます。結果はいずれついてくるはずです。そう信ずる以外にありません。
 表題の句は、子規が明治31年(1898年)12月27日に詠んだ句です。高浜虚子から生きた子鴨を贈られた子規は、病室のなかへ盥を置き、それに浮かせ泳ぐ様を眺めて楽しんだようです。盥の中の小鴨を子規は浮寝島のようだと表現したものです。

 今日の魯迅箴言130は、箴言57です。
 外国用火药制造子弹御敌,中国却用它做爆竹敬神;外国用罗盘针航海,中国却用它看风水;外国用雅片医病,中国却拿来当饭吃。同是一种东西,而中外用法之不同有如此,…
 Wàiguó yòng huǒyào zhìzào zǐdàn yù dí, zhōngguó què yòng tā zuò bàozhú jìngshén; wàiguó yòng luópán zhēn hánghǎi, zhōngguó què yòng tā kàn fēngshuǐ; wàiguó yòng yā piàn yī bìng, zhōngguó què ná lái dāng fàn chī. Tóng shì yī zhǒng dōngxi, ér zhōngwài yòngfǎ zhī bùtóng yǒu rúcǐ,…
 外国では火薬で弾丸を造って敵に抵抗するが、中国ではそれで爆竹を作り神を祀る。外国では羅針盤で航海するが、中国ではそれで風水をみる。外国は阿片で治療するが、中国はそれを飯の代わりに食う。同じものでも、中国と外国ではものの使い方はかくのごとく異なっているのだ…
 火薬;攻撃用弾丸(外国)、神祀用爆竹(中国)。羅針盤;航海用(外国)、風水用(中国)。阿片;治療用(外国)、飲食用(中国)。
 中国の特徴・特質を魯迅は外国との使用法の違いで語っています。