1月14日、蓑笠を蓬莱にして草の庵

 今日は1月14日、日曜日です。私の決断を賢明な判断だと評価してくれる人もいます。家族は半信半疑のようですが、きっといずれ分かってくれると信じています。口でいうのでなく、不断の実行あるのみです。考えてみれば、6人の孫にお年玉をあげられないほど貧乏なのですから、これから想定されるこれ以上の貧乏に配偶者が耐えられるはずもありません。その意味で、辛抱して、最低限の生活をしながら、せめて来年は孫たちにお年玉をあげられるようにしないといけないと思います。ケチケチ生活を配偶者に強いることはできないからです。一方で気が楽になりましたが、他方で申し訳ない気持と口惜しい気持が交錯して、胸の中がもやもやしているのも事実です。でも、気を取り直して、一歩ずつ、前へ進まないといけません。
 標題の句は、正岡子規奥の細道の跡をたずね、木曽路を旅したとき(明治25年1892年1月14日)の句です。旅にでるとき、子規はいつも蓑、笠、草鞋のいでたちだったようです。晩年は、その蓑笠を柱にかけ、曽遊の地をしのんで心を慰めていたようです。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言288です。
 危险令人紧张,紧张令人觉到自己生命的力。
 ixiǎn lìng rén jǐnzhāng, jǐnzhāng lìng rén jué dào zìjǐ shēngmìng de lì.
 危険?危険は人を緊張させ、緊張はわが生命の力を実感させる。