小説に金泥かわく夏書哉

 今日は5月17日、金曜日です。昨日始まった知事選挙、佐原さんは懸命に選挙戦を戦っている。今日は社民党の会議が午前と午後にあり、その資料作成で昨夜から今朝にかけてデスクにかかりっきりであった。
 標題の句は子規30歳のときの句(明治30年、1897年)である。当時、万年筆はなく、原稿は墨と筆を使って書いたという。
 今日の魯迅箴言は、箴言122である。
 中国一向就少有失败的英雄,
  少有韧性的反抗,
  少有敢单身鏖战的武人,
  少有抚哭叛徒的吊客;
  见败兆则纷纷逃亡。
 中国には一貫して、失敗した英雄は少なく、
 あえて単身で斬り込む武人が少なく、
 反逆者を哭いて悼む弔問者が少なかった。
 勝ちそうだと見れば、われ先に集まるが、
 負けそうだと見れば、散り散りに逃げてゆくのだ。