5月25日、古庭や桐の花散る井戸の蓋

 今日は5月25日、土曜日です。昨夜、自宅で急病となっていた妻を1時間かかって県病の救命センターへ運んだ。途中、コンビニに二回も寄った。妻は尿意を催し、しかし出ない苦しみを味わい、付き添う私もそれ相応の苦しみを味わった。不安が何度も頭をよぎり、妻も「このまま死ぬのか」と無念そうな言葉が車の中で漏れた。救命センターで当直医の処置で、尿は吐き出され、管から血尿が出るように処置され、袋をさげて帰った。今日も、血尿がひどく、もう一度、町医者の紹介状で予約は火曜日だったが、月曜の一番に外来診療検査が決まった。朝、血尿もひどく、尿の出も悪くなったので、二日続けて救命センターで処置してもらった。血圧も高かった。三男に家に来てもらった。
 明日は社民党の定期大会である。しかも、夜に佐原さんの応援で八戸に福島瑞穂さんが来る予定になっていた。妻の容体も安定しておらず、とりあへず八戸行きと福島さんのアテンドは同僚にまかせ、大会にだけは出ることにした。どうにか、明日の日中は三男に妻を頼むことにした。
 今日の子規歳時は、明治32年の句で、従軍の帰途発病して以来、全く外出ができなくなって、庭を眺めて散る桐の花と井戸の蓋を詠んだ句である。
 今日の魯迅箴言は、箴言130である。
 想有乔木,
  想看好花,
  一定要有好土;
  没有土,
  便没有花木了;
  所以土实在较花木还重要。
  花木非有土不可,
  正同拿破仑非有好兵不可一样。