2019-06-07から1日間の記事一覧

6月3日、五女ありて後の男や初幟

今日は6月3日、月曜日である。妻と次男を残して、私は美濃さんとOBGの会の東北ブロックの会に出かけた。2月に開催される予定が、事務局長のインフルエンザ発症で延期になったものである。美濃さんの体調もあり、私ひとりで行くつもりだったが、どうし…

6月2日、眠らんとす汝静に蝿を打て

今日は6月2日、日曜日です。午後の便で、次男が来ました。夜は三人で川よしに行きました。無口な次男は、妻に対していつも心優しいので、どこか悲しそうだった。 標題の句は、子規の明治30年の句です。 今日の魯迅箴言は、箴言139です。 惟有民魂是值…

6月1日、淀川の大三日月や時鳥

今日は6月1日、土曜日である。今日の月例句会は休んだ。31日に投句だけはしておいた。明日は知事選挙の投票日、佐原さんの投票に、鹿児島支局に転勤したばかりの朝日の木脇さんが来るので、会食しないかと棟方さんから話があったので、外出することにし…

5月31日、薄曇り樗の花の散りにけり

今日は5月31日、金曜日である。心の準備はできていないが、6月4日の入院はひとまず決まった。前日、高額医療費の証明書の請求もやった。あとは最低6万円の医療費の心配をするだけだった。2日に次男が来てくれるという。 標題の句は、明治28年の句で…

5月30日、一銭の氷少なき野茶屋哉

今日は5月30日、金曜日である。朝8時5分過ぎに家を出て、病院へ不安と緊張いっぱいに家を出る。妻の気持を想うと胸がつまる。 泌尿器科の診断の前に、内分泌科の診断を受ける。境界型糖尿病で6月4日に教育入院をすることが決まった。12時近くになっ…

5月29日、桑の実の木曽路出づれば穂麦かな

今日は5月29日、水曜日である。10時に新町事務所へ行き、清掃の人へ労賃を支払い、家賃の支払いも行った。あとは、生協へ買い物に行き、30日の病院での診断結果を待つことにした。27日に膀胱にたまった血の塊は書きだしたので、血尿は止まり、安定…

5月28日、喀血のやむ頃庭の葵哉

今日は5月28日、火曜日です。腎細胞癌という耳になじみの薄い病名を聞かされ、やはり妻はショックを隠しきれない。今日は一日、妻に付き添うことにした。銀行へ行き金を下ろし、川柳教室も休むことにした。妻の愚痴を聞いてやることも仕方のないことと諦…