7月29日、君を送りて思ふことあり蚊帳に泣く

 今日は7月29日です。あと3日で、選挙に明け暮れ、古稀を迎えた七月も終わりです。そろそろ本格的に小説家の修業を始めなくてはなりません。22日から順調に今日まできています。まず今日も日課から始めることにします。でも、8月6日の入院と8日の妻の手術までは、看病を第一に考えます。

 今日の子規歳時は、明治30年の句です。この年、米国に行くことになった秋山真之を想って詠んだ句です。

 今日の魯迅箴言は、箴言193です。
 叛逆的猛士出于人间;
  他屹立着,
  洞见一切己改和现有的废墟和荒坟,
  记得一切深广和久远的苦痛,
  正视一切重叠淤积的凝血,
  深和一切己死,方生,
  将生和未生。
  反逆的な戦士はきっといて、
 彼はいまに立ち上がる。
 一切が変わったことを洞察し、廃墟や古墳のなかに現実を見て、
 一切の重なり合って固まった血潮を正視すれば。
 深くて一切が死滅し、かたわらが生きている、
 まさに生かされているのでなく、生きるのである。