8月31日、鮒鮓や考槃亭をかりの宿

 今日は8月31日、土曜日です。昨日は、日課と小説を書いて、10時過ぎにGEAの新町事務所に行き、名刺の整理を行いました。12時半に昼食でふじわらに寄って、食材を買い、家で冷やし中華を食べました。2時に新町事務所へ戻り、柏谷先生のセブン財団の補助金申請書事務手続きを手伝いました。そのあと、5時過ぎまで事務所で、青森市環境保全功労団体の自薦書を作成して、市の環境政策課に届けて、雨の中、自転車で家に戻りました。二つの仕事の締切に間に合って、充足感がいっぱいでした。
 家に帰って、31日が締切になって、東奥文芸の投句のハガキを書き、それを本局に投函しがてら、四人会のせんなりへ行きました。雨は止んでいましたが、7時15分になっていました。中村・逢坂・山宮のいつものメンバーが揃っていました。9時半にせんなりを出て、王味で塩ラーメンを食べて、10時半に家に着きました。楽しいひとときでした。妻は、ひとりで夕食を食べて、少しく寂しそうでした。今日と明日、そばにいてやるつもりです。

 今日の子規歳時は、明治23年の帰京の途中、大津の三井寺山内考槃亭に宿をとり数日滞在したときの思い出を詠んだ明治34年の句です。

 今日の魯迅箴言は、箴言226です。
 老的让开道,
  催促着,
  奖励着,
  让他们走去。
  路上有深渊,
  便用那个死填平了,
  让他们走去。
  少的感谢他们填了深渊,
  给自己走走;
  老的也感谢他们从我填平的深渊上走去。
  ――远了远了。
 老いた者は道をあけ、
 促し、
 励ましつつ、
 彼らを先へと歩ませる。
 途上に深い淵があれば、
 自分の死をもって埋めて平らにし、
 若者たちを先へと歩ませる。
 若者は、老いた者が淵を埋め、自分たちを行かせてくれたことに感謝し、
 老いた者もまた、自分が平らにした淵の上を歩む若者たちに感謝する。
 ――遠く、どこまでも。