魯迅箴言日記 2025/01/12 「地位、殊に利害さえ違えば、……『且介亭杂文二集』」(365-12)(130-4)

 今日は1月12日、日曜日です。今日から大相撲です。26日の千秋楽までどんなドラマがあるのか、楽しみです。今日はどこにも出かけず、一日、日課をやり、執筆と読書をします。佐高塾の準備をします。川よしから昨日カンパをいただきました。

 今日の魯迅箴言は、箴言365-12(130-4)「地位、殊に利害さえ違えば、……『且介亭杂文二集』」です。

で上演した 只要是地位,

    尤其是利害一不相同,

    則两国之间不消说,

    就是同国的人们之间,

    也不容易互相了解的。

 地位、殊に利害さえ違えば、

 国と国との間は云うまでもなく、

 同国人の間でも、

 相互に瞭解しにくいのである。

 箴言130-4も「同文」です。

 同じ国同士でも、地位や利害が違えば、互いに理解しにくいと魯迅が言っていますが、それでも理解し合うのが、真の友人というものです。

 今日の子規歳時は、「万歳は今も烏帽子そ都鳥」(明治31年、1898年)です。沢田亀吉が伊予万歳を東京芝で観劇しています。

 今日の夏井歳時記は、「おお寒い寒いといへば鳴く千鳥」(明治27年、1894年)です。「寒い」も「千鳥」も冬の季語です。