「感激,那不待言,
无论从那一方面谁起来,大概总算是美德罢.
但我总觉得这是束缚人的,・・・
因为感激别人,就不能慰安别人,
也往往牺牲了自己,
-至少是一部分。」
この箴言の日本語訳はこうです。
「感激はいうまでもなく、
どこからみてもたいがいは美徳とされる。
だが、これは人間を縛りつけるものではないだろうか。・・・
他人に感激したために、その人をいたわざるを得なくなり、
同時に、しばしば自分を犠牲にすることになる、
―少なくとも、その一部分を。」
人は何事に対しても、感動したり、感激しないで生きられるのだろうか。たとへ、そのことで自分の一部を犠牲にしたり、束縛されたりしてもだ。ただ、ここでは、そういうことの覚悟もなく、ふかく考えもなしで感激して、美徳のごとくしないほうがいいと魯迅はいっているのだ。他人をいたわることがどんなに難しく、はたして自己犠牲できるのかということも考えなければならないと。一時の感情だけではだめだと言っている。