今日の箴言「必须敢于正视」

 今日の魯迅箴言は、「必须敢于正视」(あえて正視してこそ)です。
 「必须敢于正视,
   这才可望敢想,敢说,敢作,敢当.」
 これの日本語訳はこうです。
 「あえて正視してこそ、
  はじめて果敢に考え、説き、行ない、事に当たれるのだ。」
 
 魯迅は、問題がある場合、きちんと正面から向き合って、積極果敢に、しっかり物事を直視して、考え、行動し、対処すべきだと、きわめて当たり前のようなことをいっています。このことは、大切なことだと思います。ここで、積極果敢に、とは、考え、説き、行ない、事に当たる、の全てにかかっているのです。
 
 せい‐し【正視】
 ①真正面から見すえること。まともに見ること。「―するにしのびない」
 ②近視・遠視・老視などでない正常の視力、またはそれをもつ眼。眼の調節を行わない場合、平行光線が網膜上に結像する。
 か‐かん【果敢】クワ‥
 決断力が強く、大胆に物事を行うさま。「―に戦う」「勇猛―」